薬王堂気まぐれ通信使bQ26   2003・10・27
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

近所の山にマツタケがけっこう出てる!との噂にまさかを期待してうろついてみました。
結局、一本も見つけることができませんでした。
私のご幼少の頃には山道で滑ったらマツタケを踏んでいた!なんてこともあったのに・・・
マツタケ生産トップだった広島県も近年その座を他県に譲ったと聞きます。
行き帰りの道にノコンギク↓が咲いていました。

ヨメナにそっくりですが舌状花の下に付く冠毛の長さでノコンギクと区別するようです。
この季節になりますと花の咲く植物は少なくなります。
山道にコウヤボウキツリガネニンジンそれにヤマハッカがひっそりと咲いています。
クスノキ科のシロダモに黄色の実↓がたくさん付いていたのは驚きました。

普通シロダモの実は赤色ですから・・・
山を降りたところに田んぼがあって畦の水路にメダカが棲んでいます。
マツタケが見つからなかったのでメダカをすくって帰る事にしました。
小さな水路ですがメダカ↓がたくさんいます。

メダカ以外にもザリガニやヤゴ、ミズスマシなどが網に入ります。
この歳になってメダカをすくう姿を想像するとおかしいでしょう。
道路から私の姿を見ていたおばさんが笑いながら話しかけてきました。

『メダカを捕ってどうするん?』
『家で飼うんです』
『何処から来たん?』
『府中町から』
『何歳?』
『54歳です』
『・・・?』
『・・・』
『・・・?』
『・・・』

おばさんの質問は止め処がないようでしたので適当に話の腰を折っておきました。
そこらが普通のガキと違う可愛気の無いところでしょうね。

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